チリ国立地震観測センターの発表によると現地時間の1日午後8時46分（北京時間の2日午前7時46分）、チリ北部で発生したマグニチュード8.3の地震により、5人が死亡した。

　死者が出たのは北部沿岸のイキケとアルトオスピシオで、男性4人と女性1人が、心臓発作やがれきに押しつぶされたことにより死亡したという。 　

　ハワイに本部を置く太平洋津波警報センターは2日「チリで起きた強い地震によって、北西部の海岸でおよそ2メートルの津波が起きた。震源付近の沿岸地域で大きな被害が出る恐れがあり、遠隔地にも及ぶ可能性がある」として、関連諸国に対し対応措置を講じるよう呼びかけた。

チリ北部で発生したマグニチュード8.3の地震　

（編集z）