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「天安号」事件4周年、朝鮮が同族対抗の終結を求め
2014年 3月 27日9:50 / 提供:新華網日本語

 【新華社ピョンヤン 3月27日】「天安号」事件4周年にあたり、朝鮮国防委員会検閲団は26日に備忘録を発表し、同族に対抗する悪循環を終結させるため、韓国が朝鮮に「天安号」事件の解決のために提議したすべての提案を実行するよう求めた。

 備忘録は韓国が無条件に朝鮮国防委員検閲団の徹底した調査を無条件に受け入れ、事件の真相を公開するよう求めており、そうでなければ韓国側は「天安号」事件が「朝鮮により引き起こされた」ことを二度と誇張しないことを正式に承認すべきだと伝えている。もし韓国側が南北関係の改善、民族の和解と団結の実現を望むなら、「天安号」事件によりとられた「5.24対朝鮮制裁措置」などの全ての同族に対抗する措置を撤回するべきだ。

 2010年3月26日の夜、韓国海軍の哨戒艦「天安号」事件が朝鮮半島西部の海域をパトロール時に爆発が発生して沈没した。艦船に乗っていた104人の将兵のうち58人のみが生還した。韓国側の調査は「天安号」事件が朝鮮の潜水艦の魚雷攻撃に遭って沈没したものとみなしている。朝鮮側はこれに対し断固として否定し、調査団を韓国へ派遣して、実情を確かめさせようと要求したが、韓国側に拒否された。事件発生後、韓国側は2010年5月24日に措置を打ち出し、開城工業地区を除いたすべての朝鮮・韓国の人員、物資の交流を中断させている。

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