Home > ニュース > 国際  > 日本の安倍首相 「村山談話」を継承と称し
日本の安倍首相 「村山談話」を継承と称し
2014年 3月 4日13:11 / 提供:新華網日本語

 『毎日新聞』の報道によると、日本の安倍晋三首相は3月3日に、参院予算委員会で、日本に侵略された国家と殖民統治された国家に謝罪する「村山談話」を継承すると表明し、安倍内閣は侵略や植民地支配を否定したことは一度もないと強調したという。

 報道によると、安倍首相は次のように称した。「わが国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えた。その認識においては歴代内閣の立場を引き継いでいる。」彼は、また「安倍内閣として侵略や植民地支配を否定したことは一度もない」とも強調したという。

 しかし、この前に、安倍内閣の多くの官員は「村山談話」や「河野談話」を改めると称した。日本時事通信社3日の報道によれば、日本文部科学省の桜田義孝副大臣は当日も「河野談話」の訂正を求める議員会議に参加し、会議で「私は皆さんの気持ちと同じで、一生懸命に支持する!」と述べた。

 村山富市氏は1994年から1996年にかけて日本の首相を担当した。彼の首相を担任した際の1995年8月15日、「村山談話」を発表し、日本が第二次世界大戦の時の外国に対する侵略と殖民統治について反省と謝りの意を表した。その「村山談話」は日本が過去の対外侵略に対しての正しい認識とされている。

関連記事