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中国外務省、核拡散防止の国際義務の履行を日本に促す
2014年 2月 25日10:03 / 提供:中国国際放送局
 中国外務省の華春瑩報道官は24日北京で開かれた定例記者会見で、日本の右翼分子田母神俊雄氏の「日本が核兵器を持つべきだ」との主張についてコメントをもめられた際に、「『核拡散防止条約』の締約国として、日本は条約が定めた義務、及び日本自身が確約した"非核三原則"を確実に履行すべきだ」と促した。

 華報道官は、「日本の一部の政治家がまったく責任を持たない論調を吹聴し、日本が守るべき国際義務に違反しただけでなく、平和を愛する世界の人々への挑戦でもある」と非難した。

 華報道官はまた、「近年、日本国内では核兵器の保有を狙う言論を言いふらす人物が続出しているが、日本政府はまったくそれを見て見ぬふりをしている。日本国内に核武装できる大量の核材料を保存している事実を連想すれば、国際社会は十分にそれを懸念する理由がある」とし、核拡散防止に関する国際的義務を真剣に履行し、国内に現れた核兵器保有言論に対して立場を国際社会に表明するよう日本に促した。