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村山富市元首相、日本の「村山談話」を継承することが重要だと強調
2014年 2月 13日9:48 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京2月12日】報道によると、日本の村山富市元首相は12日・韓国国会議員会館で「正しい歴史を認知するために韓日関係を立て直す」というテーマとする講演会を行い、日本の発展に対しても、「村山談話」を継承することが重要だと強調したという。

 村山氏は講演で、韓日関係が難局に陥ることは実に遺憾だと表し、両国関係を改善するためには、歴史を正視し、過去を反省しなければならなく、未来に向かう関係がたてられると述べた。

 村山氏はまたこのように表明した。日本の安倍首相は国会で「村山談話」の精神を継承すると表した。自分は安倍首相がそれを実行すると確信を持っている。自分が1995年8月に「村山談話」を発表した後、「売国」という批判もあったが、反問したいのは「いったい誰が売国者か」。日本の発展に対しても、「村山談話」を継承することが重要だ。

 村山氏は講演会でまた日本が慰安婦問題を解決しなければならないと表明し、次のように述べた。現在、多くの日本人が慰安婦問題で誤る言論を発表し続けて、恥ずかしく思う。しかし、数が少なくない日本国民は日本がこの問題で誤ったことを認識し、韓国人が理解してほしい。

 村山富市氏は1994年から1996年にかけて日本の首相を担当した。彼の首相を担任した際の1995年8月15日、「村山談話」を発表し、日本が第二次世界大戦の時の外国に対する侵略と殖民統治について反省と謝りの意を表した。その「村山談話」は日本が過去の対外侵略に対しての正しい認識とされている。

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