日米防衛当局によるサイバー防衛政策作業部会の初会合が3日東京で行われた。2日間にわたる会議で双方はコンピューターシステムに侵入して機能障害を起こしたり秘密情報を盗んだりするサイバー攻撃への対処や情報の共有などについて意見を交わした。

　日本側は真部朗防衛省防衛政策局次長ら、アメリカ側はデービス国防次官補代理代行らが出席し、双方のサイバー攻撃対策の現状などについて意見交換した。

　これに先立ち、日本の小野寺五典防衛大臣は3日、東京で米国太平洋軍のロックリア司令官と会談し、作業部会の詳細について話し合った。