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在EU中国使節団長はEUメディアのインタビューを受け 安倍首相の靖国神社参拝を批判
2014年 1月 26日13:22 / 提供:新華網日本語

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 【新華社ブリュッセル1月26日】中国の楊燕怡在EU(欧州連合)使節団長はこのほど、EUの専門メディア「ニュー ヨーロッパ(new Europe)」の編集長コンスタンチンのインタビューを受け、安倍晋三氏は日本首相として靖国神社を参拝するのは、世界反ファシズム戦争の勝利成果及び国連憲章を基盤とした戦後の国際秩序への高慢な挑発だと表明した。

 楊燕怡氏は中国側の日本に関する歴史問題での立場と主張を主に紹介し、靖国問題の本質は日本政府が対外侵略の歴史を正しく認識しているか否か、深く反省できるかどうかという問題だと強調した。安倍首相の靖国神社を参拝するのは、ヨーロッパの指導者がドイツのナチスに頭を下げることと同じで、絶対に受け入れられなく、世界の平和を愛する全ての人々は第二次世界大戦後の国際秩序に対する一連の挑発行為を高度に警戒すべきだと、楊燕怡氏は述べた。

 楊燕怡氏は次のように強調した。安倍晋三氏は日本の首相として靖国神社を参拝するのは、世界反ファシズム戦争の勝利成果及び国連憲章を基盤とした戦後の国際秩序への高慢な挑発で、日本の指導者が国連憲章の主旨と原則を遵守できるかどうか、平和発展の道を歩むのかという根本的な方向の問題だ。

 楊燕怡氏は次のように指摘した。安倍氏は就任して以来、平和憲法の修正を通して、自衛隊を正規軍に昇格したい。日本自民党はこのほど決定した2014年行動方針はもとの「不戦の誓い」を削除した。各種のすることなすことは日本を危険な方向に導いていて、アジア最大なトラブルメーカー、地域の平和と安全を脅威する重大な隠れた危険になった。日本は歴史問題で一度も深く反省しなかった誤りの態度は、世界の平和を愛する人民の警戒を引き起こすべきだ。

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