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安倍首相の靖国参拝弁解を批判 王毅外交部長
2014年 1月 26日9:45 / 提供:新華網日本語

 中国の王毅外交部長は23日、スイス・モントルーで日本の安倍晋三首相のダボス会議での靖国神社参拝についての発言について次のように語った。

 中国には隠そうとするほど馬脚が現れるという言葉がある。安倍首相の弁解は、人類の良識と世界の道理に反する間違った歴史観に固執していることを証明しただけである。なぜなら今も靖国神社は対外侵略が正当だったと公然と主張し、日本が発動した太平洋戦争は自衛のためだったとし、極東国際軍事法廷の裁判を不法とし、14人のA級戦犯を依然神として祀っているからだ。

 安倍首相は各方面の反対を顧みず、あくまでも靖国神社を参拝し、A級戦犯に敬意を表した。その本意は明確で、侵略に対する審判を覆し、戦犯のお先棒を担ごうというものだ。良識のあるすべての人々と正義を主張する国はこれを絶対に受け入れない。歴史の教訓をくみ取らなければならない。われわれは国際社会が手を携え、こうした歴史を後戻りさせる行為を共同で阻止することを呼びかける。

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