中国海軍の病院船「和平方舟」号は、24日午後、フィリピンのレイテ湾に到着後、台風による負傷者を治療し始めた。フィリピンのメディアと国民はこれに注目し、大統領府公式サイトも、中国の病院船の活動を報道している。

　フィリピン大統領府公式サイトの「中国病院船がフィリピン到着後、負傷者を助ける」と題するニュースは、フィリピン駐在中国大使館の馬克卿大使の話を引用し、中国病院船があまりにも大きいので、フィリピンの港に入港できず、被災地のタクロバン市から16キロ離れたレイテ湾に停泊し、小さなボートで負傷者を病院船に運んでいると報道している。

　25日、フィリピン大統領府公式サイトのニュースによれば、少なくとも5人の負傷者が中国の病院船で治療を受けたということだ。