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ロシア・カザニの旅客機墜落事故、原因は究明が待たれ
2013年 11月 19日13:03 / 提供:新華網日本語

 ロシアの旅客機が現地時間の17日夜ロシア中西部の都市カザニの空港で着陸時に墜落し、うちロシア、タタールスタン共和国の大統領の息子およびロシア連邦保安局(FSB)の当地域の責任者アレクサンドル・アントノフを含む機上の50人全員が死亡したという。報道によると、乗客の中に英国公民一人がいたとのことだ。

 死亡者名簿には中国人らしい名前は見当たらず、中国駐ロシア大使館が今なお中国公民が墜落した旅客機にいたかどうかを確認中。

 墜落した旅客機の「ブラックボックス」はまだ見つかっておらず、目下事故原因はまだ不明だという。ロシアの調査人員は、操縦士の操作ミス、技術上の故障、天気の要因いずれも墜落した原因となり得て、同時にテロ攻撃の可能性も排除することはできないと語っている。

 現在事故がテロ攻撃により引き起こされた証拠はないが、あるアナリストはこのようにみなしている。事故発生時、飛行機は燃料を消耗し尽くされたはずであり、外部からの原因がなければ、飛行機にこのようなひどい爆発が起こるはずはない。機上の乗客の身分まで考慮すると、テロ攻撃の可能性を排除することはできない。

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