2013年 11月 15日14:05 ／ 提供：中国国際放送局日本語放送

　中米両軍人道救援・減災合同実兵演習の第一段階が14日、ハワイで行われた。中国軍が米国内に兵士を派遣して演習を行うのは初めてだ。

　今回の合同演習は実兵演習とシンポジウムの二段階に分かれており、第一段階では装備展示、技能交流、合同行動などを行う。合同行動ではハリケーンが発生し、洪水や化学工場から有害物質が漏洩した第三国から、中米両国に救援要請があったという想定で、行方不明者の捜索、狭い道と空からの救援、医療救護などの演習を行った。

　中国側からは48人、アメリカからは60人あまりが参加した。第二段階は15日から19日にかけてワシントンとニューヨークで、シンポジウム形式の交流が行われる。