中国外交部の華春瑩報道官は１日、米日が沖縄および釣魚島の「有事」の際の米日共同作戦計画を策定したとの報道に、中国側が留意している。米国側はすでに中国に対し、日本側の関連する報道は事実に合わないとはっきり示したと述べた。

　当日の定例記者会見で、ある記者が、１０月２５日付『日本経済新聞』は米国防総省関係者の情報として、米日両国が沖縄および釣魚島の「有事」の際の米日共同作戦計画をすでに策定し、その中で米軍がいかに釣魚島「奪還」計画に参与するかなど、日本自衛隊と米軍が「有事」の際の具体的な作戦行動を明らかにしたと伝えたが、中国側はこれについてどのように評するかと質問した。

　華春瑩報道官は次のように述べた。中国側は関連する報道に留意している。米国側はすでに中国に対し、日本側の関連する報道は事実に合わないとはっきり示した。詳しい情報は米側に求めればいい。