2013年 10月 31日16:40 ／ 提供：中国国際放送局日本語放送

　中国の王民・国連次席大使は現地時間30日ニューヨークで開かれた国連総会第4委員会（特別政治問題と非植民地化）で発言し、「中国は国連平和維持活動（PKO）に引き続き参加・支援してゆく。国際社会とともにPKOを推進し、世界の平和と安全を擁護していく」との態度を表明した。

　王次席大使は、「国連平和維持活動は世界の平和と安全を擁護する重要な手段であり、長期にわたって紛争の平和的解決に寄与してきた。平和維持活動は紛争当事国の主権を尊重し、安保理決議を厳格に履行するものであり、国連の政治的優位性を十分に活かし、紛争予防と仲介努力を重視して、紛争の平和的解決を推進すべきだ。中国は現在9つの国連ミッションの平和維持活動におよそ1800人を派遣している。今月中旬、第6回ASEAN地域フォーラム平和維持専門家会合を開催した。また、国連軍事監視員養成講習を初めて開き、15カ国から数十人の軍幹部が参加した」と述べた。