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赤十字国際委員会、職員7人がシリアで拉致されたことを実証し
2013年 10月 14日17:11 / 提供:新華網日本語

 赤十字国際委員会(ICRC)は13日にジュネーブでコミュニケを発表し、当組織の職員6人及びシリア・アラブ赤新月社のボランティア1人が当日午前シリア北西部イドリブ(Idlib)県Saraqeb 地区で身元不明な武装グループに拉致されたことを実証した。

 ICRCシリア代表部首席代表のMagne Barth はこのように表明した。シリアの内戦勃発以来、赤十字国際委員会とシリア・アラブ赤新月社は一貫してシリア全区域で人道主義的な救援行動を行ってきた。Magne Barth氏は武装グループが直ちにこの拉致された人員7人を無条件で釈放するよう呼びかけた。

 ICRCはこのように伝えている。今月10日以来、当組織の一つの小部隊がイドリブ県で現地の医療衛生体系状況に対して評価活動を行い、またイドリブ市などの場所で医療物資を発給した。この分隊はダマスカスに戻る途中武装グループに拉致され、小部隊の車には赤十字国際委員会のはっきりしたマークがついていた。

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