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ASEAN及び東アジア指導者シリーズ会議が閉幕
2013年 10月 12日16:49 / 提供:新華網日本語

  第23回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議及び東アジア指導者シリーズ会議は10日にブルネイの首都・バンダルスリブガワンの国際会議センターで閉幕し、会議に参加した各国の指導者はASEAN共同体建設の推進、ASEANの対話パートナ国との関係の一層の深化などの議題について広範なコンセンサスに達した。

  「人民を凝集し、共に未来を創造する」というテーマをめぐって、ASEAN10カ国の指導者は二日間にわたる会議の中でASEAN首脳会議を開催し、また中国、日本、韓国、米国、インドのなど対話パートナ国及び国連の指導者とそれぞれ会議を行い、中日韓三国の指導者と「10+3」の指導者会議を行って、8つの対話パートナ国の指導者とも東アジアサミットを開催した。

  ASEAN首脳会議で発表された議長声明はこのように強調した。各国は「政治で団結し、経済で融合し、社会責任を担うことのできるASEAN共同体」を尽力して作り上げるだろう。各国は内部の団結と協力を強化し、共同体の建設の足並みを加速して、外部の世界との相互利益のある協力を発展させねばならない。首脳会議は『ポスト2015年のASEAN共同体バンダルスリブガワン宣言』(Bandar Seri Begawan Declaration on the ASEAN Community's Post-2015 Vision)を可決し、ASEANにおける2015年の経済共同体設立後の発展を計画した。ハサナル氏はこのように述べた。メンバー国は地域内の国内総生産(GDP)の総計の倍増及び貧困率を低下させることを重点的な発展領域とすることに同意している。各国は2030年までに地域内のGDPの総計を4兆4000万ドルまで上昇させ、同時に貧困率を9.3%まで低下させるように努めてゆくだろう。

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