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シリア化学兵器、現地で廃棄作業展開
2013年 10月 8日15:34 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 OPCW(化学兵器禁止機関)のシリア化学兵器使用問題の調査チームは7日もシリアで化学兵器の廃棄作業を継続している。調査チームは「シリア政府は調査活動に協力している」と述べた。

 OPCWの声明によると、調査チームがシリアに到着した後、シリア政府と建設的な会談を行った。「シリア政府は協力的な態度を示した」とした上で、「当機関はシリア側が提出した化学兵器リストを評価し、シリアでの化学兵器廃棄作業を継続する」と述べた。

 アメリカのケリー国務長官とロシアのラブロフ外相は7日、インドネシアのバリ島で、シリア問題に関する第2回ジュネーブ国際会議の早期開催を支持する立場を表明した。またその後シリア反体制派勢力はそれぞれ和平交渉に参加する立場を表明した。

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