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露国防相、すでにシリアにいる露公民の撤退計画を制定したと述べ
2013年 9月 22日17:27 / 提供:新華網日本語

 ロシアのセルゲイ国防相は21日メディアに対し、シリアにいるロシア公民の安全が脅威にさらされるなら、彼らは撤退させられる見通しで、現在ロシア側はすでに相応の撤退計画を制定したと述べた。  

 インタファクス通信はセルゲイ国防相の話を引用してこのように報じた。現在シリアにいるロシア公民は約7000人だ。ロシア海軍の軍艦は必要な状況下においてシリアの港での自国民撤退参与の行動に入ることになっている。セルゲイ国防相は、ロシアのプーチン大統領の指示に基づいて、ロシアの関連部門はすでに撤退計画を制定しており、「私たちはすでに準備が整っているが、このような情況が発生しないことを願っています。」と述べている。  

 インタファクス通信はまた当日ロシア軍側の消息筋の話を引用しこのように報じた。ロシアの強力なセクターはシリアでの軍事衝突がエスカレートする状況の下、当国から本国とその他の独立国家共同体(CIS諸国)の公民を撤退させる行動計画を制定した。行動計画はロシア側の今後の安全情勢に対して打ち出された2種の判断―厳しいあるいはきわめて厳しいに基づいている。一種目の状況下では、ロシアの非常事態省が飛行機を用いてシリアから自国民を撤退させる。二種目の状況下では、地中海東部海域にあるロシア海軍の艦船がロシア公民の撤退行動に参与する見通しだ。  

 今年8月下旬、ロシアの非常事態省はシリアに向けて飛行機を派遣し、当国から離れることを希望するロシア公民を連れ帰っており、彼らのうち大多数が女性と子供だったという。

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