中国の王毅外交部長は２６日、新華社記者の質問に答え、現在のシリア情勢に対する見解を表明した。

　王毅外交部長は次のように述べた。中国側はシリア国内で化学兵器が使用されたとの報道に重大な関心を持っている。中国側の立場は誰が化学兵器を使用しても、我々は断固として反対するというものだ。中国側は国連事務局が国連の関連決議に基づき、独立、客観、公正、専門の調査を進め、早期に真相を明らかにすることを支持する。

　また、王毅外交部長は次のように語った。政治解決がシリア問題の唯一の現実的出口だ。当面の急務はシリア問題に関する第２次ジュネーブ会議を早期に開催することで、各方面はシリアの化学兵器問題を慎重に処理し、政治解決の大方向が阻害されるのを回避すべきだ。