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露によるスノーデン氏の亡命受入れに米「深く失望」
2013年 8月 2日14:19 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 アメリカのジェイ・カーニー大統領報道官は1日、アメリカは、当日スノーデン氏の一時亡命を認めたことについて「深く失望してている」としてロシア側に不快感を示した上で、9月に行われる予定の米露両国の大統領会談を含めて再検討していることを明らかにしました。これに対してロシア側は「スノーデン事件はロシアとアメリカとの関係に影響を与えることはない」と述べている。

 カーニー報道官はこの日の記者会見で、「スノーデン元職員を米国に送還するよう要求し続けてきたにもかかわらず、ロシア政府がこのような措置を取ったことに深く失望している」と述べた。

 一方、ロシアのウシャコフ大統領外交事務補佐は同日、「露米関係の発展の過程で、スノーデン事件は重要ではなく、両国の政治関係には影響を与えることはない。プーチン大統領は『スノーデン事件はロシアと何の関係もない』と述べており、これまでこの事件が露米関係に影響しないよう何度も希望してきた」と述べた。

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