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インドネシアの刑務所、暴動が発生し約200人の受刑者が脱走
2013年 7月 13日10:03 / 提供:新華網日本語

 インドネシアメディアの報道によると、インドネシア・北スマトラ(North Sumatra)州の州都メダン(Medan)にある刑務所で11日夜暴動が発生し、約200人の受刑者が暴動にまぎれて脱走したとのことだ。

 警察側の紹介によると、現地時間の18時30分ごろ、メダンの Tanjung Gustaという名の刑務所で停電と断水により、受刑者の暴動を引き起こし、その後すぐ刑務所での火災をもたらした。おおまかに見て、約200人の受刑者が騒乱のうちに脱走したと推定された。

 報道ではこのように伝えている。現在当地区の情勢は依然として緊迫しており、刑務所はやはり数千人の暴動を起こした受刑者のコントロール下にあり、消防車数十台が事件発生地点へ赴いて消火活動に当たっており、その間爆発音が伝わってきた。少なくとも500人の警察と兵士の一部がすでに現場で安全保障の任務を執行し、脱獄した受刑者の調査・追跡を展開している。