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日本の大館市、第二次世界大戦で犠牲となった中国人労働者に哀悼を捧げ
2013年 7月 1日16:59 / 提供:新華網日本語

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 日本の秋田県大館市政府は30日当市の十?野公園墓地の中国殉難烈士慰霊碑前で追悼式を行い、68年前に「花岡暴動」で死亡した中国人労働者に哀悼を捧げた。

 当日午前、小畑元大館市長が中国人殉難労働者の名簿を中国殉難烈士慰霊碑前の祭壇に祭り、追悼式の序幕が開かれた。山東省、河北省や河南省から来た中国人労働者の遺族、駐日本中国大使館の公使参事官の周海成氏や華僑の代表らが追悼式に出席した。

 1945年6月30日夜、700人余りの日本・秋田県花岡鉱山まで強制連行された中国人労働者が非人道的な扱いに耐え切れず暴動を起こした。日本側は中国人労働者に対して鎮圧を行い、3日以内に計130人余りの労働者が拷問され苦められて死亡した。1944年8月から1945年11月までの間に、花岡市の中国人労働者986人のうち410人余りが異常な形で死亡したという。1985年から、大館市政府は6月30日を「平和記念日」として定め、毎年犠牲となった中国人労働者を追悼する儀式を行っている。

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