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オバマ米大統領、南アフリカを訪問
2013年 6月 29日15:49 / 提供:中国国際放送局

 アメリカのオバマ大統領はセネガル訪問を終え、28日の夜に南アフリカの首都・プレトリアに到着した。オバマ大統領の初の訪問に対し南アフリカ国内では様々な声があがっている。

 南アフリカ大統領府は声明を発表し、「オバマ大統領の訪問は非常に重要であり、二国間の政治と経済、民間交流を新しいレベルに引き上げるだろう」と述べた。

 現在、南アフリカに投資しているアメリカ企業は600社で現地に15万人の雇用機会を提供しており、南アフリカ政府は貿易、投資、観光及び技術分野において、アメリカは南アフリカにとって、最も重要な協力パートナーの1つと位置づけている。

 しかし、一部の南アフリカ国民と同国に滞在する外国人はオバマ大統領の訪問に不満を示し28日の午後、100人あまりが南アフリカ駐在のアメリカ大使館の前で抗議デモを行った。デモに参加した地元住民らは、「アフリカ出身であるオバマ氏はアメリカ大統領に就任してから、アフリカのことを重視せず、アメリカの利益を確保するために一部のアフリカ国家の専制政治を支持している」と非難した。