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G8サミット開幕、欧米が自由貿易協定交渉を決定
2013年 6月 18日16:14 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 2日間にわたって開かれる主要8カ国(G8)首脳会議が17日の午後、イギリス・北アイルランド西部のロックアーンで開幕した。今回の会議には世界経済と反テロが重要な議題にあげられた。今回の首脳会議で初めて収めた重要な成果として、EU・欧州連合とアメリカは1000億ドルを超える自由貿易協定の交渉を行うことを発表した。

 欧州委員会のバローゾ委員長とアメリカのオバマ大統領は記者会見で、EUとアメリカが7月に二国間自由貿易協定交渉を始めることを明らかにした。

 17日は8カ国の首脳たちが世界経済をめぐってグループ討議を行い、その後の晩餐会では外交政策問題を討議した。このほかオバマ大統領とロシアのプーチン大統領は17日に二国間会合を行い、シリア情勢などの問題を重点に討議した。

 18日は、反テロ、税収制度改善をめぐって話し合われる予定だ。このほかシリア情勢とアフガニスタン情勢などについて二国間または多国間会合が行われる。

 G8の議長国と今回のサミットの主催国として、イギリス政府は、自由貿易の拡大、多国籍企業の脱税・節税の取り締まり、及び政府と商業運営の透明度向上などを重点に討議したいとしている。

 

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