日本陸自幕僚長のインドネシア訪問に世界が注目
2013年 1月 31日16:55 / 提供:中国国際放送局日本語放送
日本の君塚栄治陸上自衛隊幕僚長はこのほどインドネシアを訪問し、29日ジャカルタでインドネシアのユドヨノ大統領と会談した。双方は軍事や防衛分野での両国の協力の可能性を討議したが、今回の訪問で示された軍事協力の傾向は国際世論の注目を集めている。
ユドヨノ大統領は会談で、「軍事教育や訓練、軍事関係者の養成と交流、国防工業、反テロ、防災・災害救助などの面でインドネシアと日本の協力を強化するよう希望している。インドネシアは、18の国が参加して、今年9月インドネシアのジャワ州ボゴールで行われる合同反テロ演習に、日本の生物化学兵器防御および核防御の軍事関係者の参加を要請するつもりだ」と述べた。
君塚幕僚長の今回の訪問の目的は、安倍首相が先日インドネシアを訪問した際に提出した、日本とASEANの外交5原則を実行することや、日本の軍事力増強に対するASEAN諸国の憂慮と懸念をなくすこと、インドネシアとの軍事協力を強化することだと見られている。
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