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中国外務次官、日本の小坂憲次自民党議員と会談
2013年 1月 16日10:12 / 提供:CRI

 中国外務省の洪磊報道官は15日、中国の傅瑩外務次官が日本の自民党議員と会談を行ったことについて、「中日双方は両国の行き違いの適切な処理をめぐり、外交レベルでの意思疎通を保っている。また、両国関係の発展方向を正しく把握するため、日本の様々なルートからの声にも耳を傾けている」と話した。  

 報道によりますと、中国の傅瑩外務次官は14日、日本の元文科大臣である小坂憲次自民党議員と会談を行った。洪報道官は、小坂氏は個人の身分で中国を訪れたものだと語り、「傅瑩外務次官は小坂氏から、日本国民が中国と中日関係をどう見ているのかについて話を聞いた上で、中国国内の日本に対する見方を伝え、両国関係の発展に向けての中国の政策と原則を改めて述べた」と話しました。傅瑩外務次官はまた、「現在、中日関係は重要な時期に差し掛かっている。困難な状況に直面している中で、否定的な要素が両国関係の正常な発展に影響を与えないよう、日本の各界が中日協力に向けて努力することを歓迎する」と語ったということだ。  

 なお、伝えられたところによると、日本の鳩山由紀夫元首相が15日から中国を訪問する。これについて、洪報道官は、「中国は日本の与野党、友好団体と長い間、正常な交流を保ってきた。これは双方が交流を盛んにし、問題を適切に処理し、両国関係の健全な成長を推し進めるのに有利だ」と語った。

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