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スペイン格下げ「BBBマイナス」へ 改革の継続を表明
2012年 10月 12日13:48 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ社は11日、スペインの長期債務格付けを2段階引き下げて、BBBマイナスとした。これは投資適格等級の最低ランクです。これをうけて、スペイン政府は「意外だ」との反応を見せましたが、改革を通じて格付けを見直してもらうと表明した。

 スペイン経済競争力省のラトーレ経済担当次官は、この格付けに「驚いた」とした上で、「プアーズ社は、スペインの格付けを検討する際、政府が進めている改革措置によるプラス影響を考慮しなかったに違いない」とし、「政府は引き続き改革を進める方針であり、財政赤字削減を推し進める意欲も依然強い。すべての目標が達成されれば、スペインの格付けは見直されるだろう」と強調した。

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