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米大統領選、「インチキ」では「選挙」に勝てない
2012年 9月 23日9:44 / 提供:新華網日本語

 【新華社ワシントン9月21日】米国のオバマ大統領と共和党の大統領候補者ロムニー氏は最近の選挙活動の中頻繁に「中国カード」を取り上げて、相互非難をすると同時に、ついでに中国が「不公平な」更には「詐欺的」貿易政策を取っていることを攻撃してきた。そのでたらめの程度は米国の『ウォール・ストリート・ジャーナル』と『ワシントン・ポスト』という二大紙さえも見続けることができない状況になり、連続して文章を載せて反論していた。

 米国大統領選挙において、両党の候補者はセンセーショナルな効果を果たし、有権者の目を引き寄せるために様々な「カード」を使うのが常套手段となっている。「中国カード」以外に、両党は今回の選挙において、「税カード」・「医療カード」・「移民カード」・「オリンピックカード」などを持ち出したこともある。その中で、大げさなことを言って人を騒がせしたり、些細なことを大げさに言ったり、過度に誇張したりする内容が少なくない、まるであなたがすばらしい「ストレート・フラッシュ」を見せてくれたら、私はすぐに「フルハウス」を見せてあげるというようだ。これらの「カード」の中で、「中国カード」は直接経済と雇用という二大選挙課題に関わるため、両党間で人気を呼んでいる。

 両党が「トランプ」で盛り上がっていても、彼らは極めて重要な一点を軽視してしまい、政治家として「インチキ」をあてにして「ゲーム」に勝つことは望まれない。今回の選挙中に、「FACTCHECK.ORG」を代表とする情報検証サイトはとても盛り上がっており、これらのサイトは2大陣営の政治態度、及びコマーシャルにおけるちぐはぐなことや是非を転倒しているところをもっぱら掴んで、何回もゲームをする人を引っ込みがつかない状況に陥らせる。

 よって、選挙戦における「トランプ」は、効果だけを顧みて事実を顧みないということはできなく、ややもすれば「インチキ」をしたら、一つに国内の民衆をミスリードさせ、二つに国家関係に損害を来し、三つに政治的信用を自損させてしまう。このようなカードでは、勝ってもそれは偽りなのだ。

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