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日本自衛隊統合幕僚長、米国防総省を訪問
2012年 8月 26日10:04 / 提供:新華網日本語

 【新華社ワシントン8月24日】日本自衛隊の岩崎茂統合幕僚長(総参謀長に相当)が23日、米国国防総省を訪問し、アジア太平洋地域の安全情勢及び日米同盟などについて、米国のマーティン?デンプシー統合参謀本部議長と会談を行った。

 双方は声明を発表し、「デンプシー議長と岩崎幕僚長は、米日同盟の二国間の安全保障に対する重要性、及びアジア太平洋地域の平和、安定と経済繁栄に対する重要性を改めて強調した。また、軍事協力を引き続き深め、共同の安全脅威に対応することで合意した」と称した。双方はまた、アジア太平洋地域で新たな二国間の軍事協力を展開することについて話し合って、その議題には合同訓練、偵察と軍事施設の共有などを含めているということだ。

 デンプシー統合参謀本部議長は岩崎統合幕僚長との会談後の合同記者会見で、「米日双方はミサイル防衛問題でずっと協力している。アメリカはすでに日本にXバンド早期警戒用レーダーを配置した。現在、双方は日本にミサイル防衛レーダーを増設することについて検討している。アメリカと日本との軍事協力は海洋に限らず、陸上、空中、インターネットなどにも拡大していく」と述べた。

 岩崎統合幕僚長は、日本はすでに、情報、偵察などの面でアメリカとの協力を拡大していると述べた。

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