2012年 8月 7日9:44 ／ 提供：中国国際放送局

　NASA・アメリカ航空宇宙局は現地時間6日、無人火星探査機「キュリオシティ（好奇）」がこの日の午前、火星赤道付近のゲール・クレーターに着陸したことを明らかにした。 　

　これまでの研究によりますと、着陸した場所には水と炭水化物があると見られる。無人火星探査機が着陸した後の数分の間に初の写真が送られて来たが、光の影響を受け、写真は探査機の車輪とその陰しか写っていないということだ。 　

　探査機「キュリオシティ」は10種類の「科学武器」と言われる先端設備を搭載し、岩石を採取してその成分を分析し、火星表面の放射線の強度を評価し、人間が生存できる環境があるかどうかを探索する。 　

　無人火星探査機プロジェクトへの総投資は25億ドルで、2030年代の半ばに、アメリカ航空宇宙局は宇宙飛行士を乗せる宇宙船を火星の軌道付近に送ることことになっている。