ロンドンオリンピックの開幕を2週間後に控え、ロンドンオリンピック組織委員会のセバスチャン・コー会長は13日、「安全管理の作業は予定した目標に達している」と明らかにした。 　

　このほど、イギリスのメディアは安全管理について、「組織委員会と契約した民間警備会社G4Sで、社員の募集や訓練などに、深刻な問題が出ている。警備員1万3700人を募集するとしたものの、実際に採用したのはわずか4000人だ。これについて、国防省は軍人3500人を追加して、警備するしかない」と報じた。 　

　これに対し、コー会長は「組織委員会が警備会社と結んだ契約の詳細は明らかにできないが、オリンピック安全対策は予定目標に達していると確信している」と述べました。また、「準備作業はすでに良い成果を挙げている。現在の重点は、一部の細かい点を充実させることにあり、依然として、交通や安全管理、天気に集中している」と強調した。