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ロンドン五輪聖火リレー、中国人ランナーお目見え
2012年 6月 21日9:50 / 提供:人民網日本語版

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人気キャスターの白岩松さん(中)

 2012年ロンドン五輪の開幕が近づき、英国国内では聖火リレーが熱気の中で続いている。コカ?コーラ中国公司の推薦を受け、五輪組織委員会に選出された中国人聖火ランナーも間もなくお目見えする。有名ミュージシャンのワン・リーホン(王力宏)さん、人気キャスターの白岩松さん、2011年環境保護キャンペーン「一杯の水を節約しよう」の優勝者?周慧さんら5人が中国代表として、英マンチェスターに向かい、現地時間23日午後に行われる五輪聖火リレーに参加する。中広網が18日付で伝えた。

 2008年北京五輪当時にコカ?コーラ2008年北京五輪総経理を務めた同社大中華?韓国区の魯大衛総裁は18日午前、北京で行われた2012年ロンドン五輪聖火ランナー壮行会の席上で、「2012年ロンドン五輪聖火は、聖火ランナーの白岩松さんと周慧さんらの手で運ばれます。マンチェスターでの聖火リレーにおいて、彼らが中国の素晴らしさを十分に示してくれることを祝福します。お2人は、今回の五輪聖火リレーで、初めて登場する中国代表リレーランナーです」と語った。

 著名キャスターでありニュース解説者でもある白岩松さんは、健康に関する知識を広く普及し、エイズ予防PRの分野で力を尽くし、広く大衆からの支持を得ている。白さんが五輪聖火ランナーを務めるのは今回が3度目だが、2012年ロンドン五輪聖火リレーのたいまつを手にする時、これまでより更に大きな責任をひしひしと感じるという。「聖火ランナーとして、私は小さなたいまつを運ぶだけです。自分一人がどれだけ熱く燃えても、1人の力ではたかが知れています。しかし、多くの人の情熱に火を点すことができれば、火付け役としての役割を果たせたと言えるでしょう。五輪参加選手は、各競技場でベストを尽くします。我々も彼らと同様、人生という各人の競技場で活躍する選手なのです。より多くの人が、スポーツ競技の観戦者という枠を超え、競技の参加者になることを望んでいます。口だけではなく、初めの一歩を踏み出し、活力ある健康的な一生を目指しましょう」

 清華大学に通う聖火ランナー周慧さんは、落ち着いた白岩松さんとは好対照で、現場での聖火リレーにかなり興奮しているようだ。中国青年環境保護活動の最前線で活躍する周さんは、ロンドン五輪聖火ランナー選出活動で、全国に100以上ある大学環境保護団体のメンバーの中から抜擢された。周さんは、「私は23日に、全行程8千マイルの五輪聖火リレーのうち300メートルを走ります。これは、私にとって生涯忘れられない想い出となるでしょう。当日は、中国人大学生の代表として立派に務めを果たせるよう、ベストコンディションで臨みますので、皆さんどうぞ応援して下さい」とコメントした。

 今回2度目の聖火ランナーを務めるワン・リーホン氏は、壮行会に出席できなかったため、ビデオメッセージを公開、「聖火リレー当日を最高のコンディションで迎えるため、最近、毎日ランニングをしています」とビデオを通じてメッセージを伝えた。

 2012年ロンドン五輪聖火リレーは、5月19日に英国内に入った。70日間をかけて、国内1千以上の都市?村?町を巡っている。最終ランナーが7月27日に行われる開幕式で聖火台に点火してリレーは終了、この時点で五輪の正式開幕となる。

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