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カダフィ大佐の死亡確認=リビアの国民暫定評議会
2011年 10月 21日8:19 / 提供:
出身地のシルトで殺害されたカダフィ大佐

 リビアの国民暫定評議会のジブリル執行委員会主席は20日の記者会見で、カダフィ大佐が当日シルトで死亡したことを確認した。ジブリル首相は、カダフィ大佐の検視結果を発表し、大佐が同日、出身地のシルトで殺害されたと発表した。 

 ジブリル首相は、「大佐は排水管から連れ出され、連行される際に右腕に銃弾を受けた」と説明。「大佐を乗せたトラックが動き始めると、カダフィ派と反体制派との銃撃戦に巻き込まれ、大佐は頭部に銃弾を受けた」と続けた。8月にカダフィ政権を崩壊させた8か月にわたる戦闘の犠牲者は2万5000人以上にのぼるとされている。

 同首相によると、カダフィ大佐は病院に到着する直前に死亡し、四男のムアタシム氏も頭や頭や首に銃弾を受けて死亡した。

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出身地のシルトで殺害されたカダフィ大佐

 オバマ米大統領は同日ホワイトハウスで、リビアの最高指導者だったカダフィ大佐の死亡を受けて、「カダフィ体制は完全に幕を下ろした」と表明した。

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大佐は排水管から連れ出されたという

(編集:章坤良 写真:新華社)

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