Home > ニュース > 国際  > 東京で第9回中日防衛・安全保障協議
東京で第9回中日防衛・安全保障協議
2011年 7月 27日17:18 / 提供:新華網日本語=中国通信社

 【新華社東京7月27日】中国人民解放軍副総参謀長の馬暁天空軍大将は26日、東京で日本防衛省の中江公人事務次官と第9回中日防衛・安全保障協議を行った。双方は地域の安全保障情勢、両国の防衛分野の交流およびその他共に関心を寄せる問題について率直かつ突っ込んだ意見交換を行った。

131011792_31n.jpg

 馬暁天氏は次のように述べた。中日は互いに重要な隣国で、友好的な付き合いと善隣協力は双方の共通の利益にかない、地域の平和、安定、繁栄に有益である。隣国として最も重要なことは相互尊重と相互信頼である。双方は子々孫々にわたる友好と互恵?ウィンウィン(共に勝者になる)の大局を確実に守ることから出発し、友好と理解の増進に努め、両国の国民感情を前向きに改善し、敏感な問題を適切に処理し、中日の戦略的互恵関係を共に推進すべきだ。

 中江氏は、日本は中国との戦略的互恵関係の発展を重視し、また中国の発展?変化を注視しているとし、中国軍との協力を強め、双方の理解と相互信頼の増進に努め、共に地域の平和・安定の維持のために然るべき貢献をすることを願っていると表明した。

 双方は引き続き防衛当局の二国間、多国間の交流・協力を強化し、両国防衛部門の海上連絡の仕組みを早期に確立し、東中国海の安定を共に守ることで合意した。