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国際司法裁判所、タイとカンボジア両軍の撤退を
2011年 7月 19日19:48 / 提供:中国国際放送局

 オランダ・ハーグにある国際司法裁判所は18日、「国境地域の軍事対立を避けるため、タイとカンボジアは、ヒンズー教寺院遺跡のプレアビヒア寺院及び周辺の領有権を争う地区から、軍隊を撤退すべきだ」という判決を下した。

 報道によると、国際司法裁判所はプレアビヒア寺院の周辺4.6平方キロの領有権を争う地区を、非武装地帯とする、としている。また、タイとカンボジアは、数10年間続いている衝突を解決するため、交渉を再開した。双方は、ASEAN・東南アジア諸国連合の監視団を受け入れることを承諾した。