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G8サミットが開幕、IMF専務理事の人選を議論せず
2011年 5月 27日18:56 / 提供:
G8サミット(主要国首脳会議)

 G8サミット(主要国首脳会議)が26日、フランスのドービルで開催され、会議に参加した首脳たちは、アラブ諸国の情勢やアフリカの発展、インターネットという3つのテーマをめぐって交流と討議を行った。

 26日正午、サミットはまず、「日本支援と世界経済」というテーマの昼食会を行い、日本地震再建へのG8グループの支援を表明した。このほか、核安全、気候変動、新興国との協力、インターネット問題、アラブ世界の不安定な情勢、ドービル宣言などをめぐって四つの作業会議を行った。 

 IMF専務理事の人選について、フランスのサルコジ大統領は同日ドーヴィルで開かれたG8サミット主催の記者会見で、「今回サミットで8カ国の代表はIMF専務理事の人選について議論はしない。しかし私はヨーロッパ人が当選することを支持する」との考えを示した。  

 サルコジ大統領は「世界の多元化が進行しているが、G8は世界の『理事会』ではないので、次期のIMF専務理事の人選を決めることはできない」と述べた。

(編集:章坤良 写真:新華社)  

 

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