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中国人ボランティアが、火星に「着陸」
2011年 2月 3日17:45 / 提供:

 ロシア科学院医学生物学課題研究所が3日明らかにしたところによると、ロシア「火星?500」実験プロジェクトに参加した6人のボランティアが3日、模擬宇宙船に乗り、「火星周回軌道」を周回しているという。後の模擬実験に火星に「着陸」する3人のボランティアの中には、中国の王躍氏も含まれているという。

 「火星?500」実験はロシアなどの国が計画し、目的は将来に本格的な火星行き宇宙旅行での宇宙飛行士の心理的と生理的状態を明らかにし、将来の有人火星探索のために経験を積むことである。宇宙船の打ち上げを始め火星に向かい、着陸し、地球に戻る一連の過程は約500日が必要だという。ボランティアは、中国、ロシア、フランス、イタリアなどの国の出身者であるという。

 計画では、12日にボランティアは二つの組に分かれ、王躍氏が加わる組は「着陸任務」を執行する同時、もう一つの組は「火星周回軌道」を続ける。18日に、王躍氏はもう1人のロシア人と一緒に宇宙船を降り、「火星着陸」する。その時になると、ボランティアたちは皆、船外宇宙服を着て、火星着陸車などの専用機器で、三つのステップで模擬火星地表を探査するという。

(実習編集:郭炎君)

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