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ハイチ大地震:中国人被害者8人の棺が北京に到着
2010年 1月 19日17:21 / 提供:
北京に到着したPKOに携わっていた8人の棺

 ハイチの大地震で被害になった中国の国連平和維持活動(PKO)に携わっていた8人の棺が19日午前、北京に到着した。

 空港では中国共産党中央政治局常務委員で中国共産党中央政法委の周永康書記、国務委員で中国公安部の孟建柱部長が烈士たちを迎えた。8人の遺族や数百人の公安部の警察官、武装警察たちも烈士を迎え、北京の八宝山革命共同墓地まで遺体を運んだ。8人の告別式は20日9時にこの場所で開催されることになっている。

 ハイチでは北京時間13日に大地震が発生し、国連ハイチ安定化派遣団の本部ビルが倒壊。ビル内で国連職員と会談していた中国公安部派遣の平和維持ワーキンググループの4人と、ハイチに駐屯していた中国PKOの警察官4人が、倒壊したビルの下敷きになり、94時間の全力捜索の結果、8人全員の遺体が発見された。  

 これを受け、中国の胡錦濤国家主席は17日、犠牲者を哀悼し、遺族に慰問の意を表すとともに、関係当局に対し、善後策を講じるよう指示した。  

 また、温家宝首相、習近平副主席、周永康・中国共産党政治局常務委員も善後策をしっかりと講じるよう指示した。

(編集:章坤良 写真:新華社)

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