ハイチ大地震:中国人被害者8人の棺が明日帰国、首都で夜間外出禁止
2010年 1月 18日18:34 / 提供:
ハイチ大地震で死亡した中国籍の被害者8人の遺体を載せた南方航空の専用機が北京時間18日零時頃、米国に到着した。専用機は燃料を補給後に北京へ直行し、北京時間19日午前、北京国際空港に到着する予定となっている。新華社が伝えた。
8人の遺体は、中国が派遣した救援隊が、倒壊した同派遣団本部ビルのがれきの下から発見。棺は中国国旗と国連旗でくるまれ17日夜、ハイチから搬送を開始した。
一方、地震発生後混乱状態が続いているため、ハイチ政府は17日、首都ポルトープランスで夜間外出禁止令を実施すると声明を出した。
ポルトープランスの社会治安を維持するため、ハイチ警察と国連平和維持部隊は共同で夜間外出令を出した。それによると、午後6時以後、警察と平和維持部隊を除きすべての人の外出が禁止され、午後6時22分からヘリコプターの離着陸は禁止されている。
被害者8人の遺体を載せた南方航空の専用機
首都ポルトープランスで夜間外出禁止令を実施するハイチ政府
(編集:章坤良 写真:新華社)
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