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習副主席が14日から日本、韓国、カンボジア、ミャンマーの4カ国を公式訪問
2009年 12月 10日18:02 / 提供:
アモイ大学教授の易中天氏(左)と歓談する習近平氏=2007年5月17日東方ネットで

 中国外交部(外務省)は10日、習近平国家副主席が14日から22日までの日程で、日本と韓国、カンボジア、ミャンマーの4カ国を公式訪問すると正式発表した。習氏が2008年3月に副主席に就任後、訪日するのは初めて。

 外務省の姜瑜報道官は、習国家副主席の日本訪問について「日本の新しい内閣が発足してから、はじめての中国指導者の訪日であり、重要な意義がある。習副主席は日本の主な政党や各界の要人と触れ合う予定だ。両国が政治の面で相互信頼や人民の友好を深め、協力を拡大して、戦略的な互恵関係を推進していくよう希望する」と述べた。

  習氏は今月、日本要人との交流は2日北京で、河野洋平日本国際貿易促進協会会長・前衆議院議長を団長とする「2009年度日本国際貿易促進協会訪中団」の一行との会見だった。

 習氏は席上、「双方の各界関係者がチャンスを逃さず、共に努力して、両国の指導者による共通認識を確実に実行に移し、経済面での相互補完の強みを十分に生かして、中日の戦略的互恵関係の発展のために強固な基礎を築くことを希望する」と述べたあと、「 中日両国は重要な経済貿易協力パートナーであり、非常に大きな発展の可能性を秘めている。アジアと世界の主要な経済体である両国は手を携えて努力し、国際金融危機に適切に対処し、世界の金融と経済の安定を守るため、ともに貢献すべきである」と強調した。

(編集:章坤良 写真も)