「第6回中国・ASEAN博覧会」が20日から24日まで、広西チワン族自治区の区都・南寧市で開かれる。20日の開幕式には、中国の李克強副首相、ラオスのブアソーン首相、ASEANのスリン・ピッスワン事務局長らが出席した。

　「中国―ASEAN自由貿易区とASEANの一体化」をテーマにしたこのサミットには、中国、ASEAN諸国の政界、商業界、学界、それに国際機関と地域機関から約1500人の代表が出席している。サミット期間中に、指導者と企業CEOの円卓会議、専門シンポジウム、10＋1商工業会指導者会合などが行われ、危機の対応、市場の開放などについて討議される。

　これに先立ち、中国・ASEAN図書展も広西チワン族自治区図書館で開かれている。 　

　今回の図書展は昨年に次ぐ2回目のもので、中国とベトナム、カンボジア、タイ、マレーシアなどASEAN加盟国の経済や法律、歴史、文化、医薬衛生などの原書と音声製品など約2000種類、およそ6000冊余りが展示されている。

（編集：章坤良　写真：新華社）