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胡主席が鳩山新首相と会談、「東海を平和友好協力の海に」
2009年 9月 22日16:13 / 提供:
握手する胡錦涛国家主席と鳩山由紀夫新首相

 中国の胡錦涛国家主席は現地時間の21日(日本時間22日午前)、ニューヨークで日本の鳩山由紀夫新首相と会談し、中日関係の前向きな発展に期待を示した。

 胡主席は「中国は戦略的かつ長期的な視点で中日関係を見ている。今後も中日友好を堅持し、両国の平和共存、長期的な友好と互恵協力を実現させていきたい」と述べた上で、約束を守り、大局から着眼し、歴史問題や台湾問題など重要な問題を慎重に処理するよう期待を示した。

 鳩山首相は会談で、単一通貨の導入の可能性も含めた東アジア地域の統一を目指す「東アジア共同体」構想を推進していきたいと述べた。

 双方が主張する東海ガス田開発をめぐり、鳩山首相は「友愛の海にすべきだ」と強調し、胡主席も「平和友好協力の海にしたい」と応じた。

(編集:章坤良 写真:新華社)

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