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昨年の上海のオーストラリア留学ビザの成功率が、99%に(写真)
2009年 3月 4日10:38 / 提供:

 

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 写真説明:オーストラリアの留学費用が比較的に安いどの原因で、中国からオーストラリアに留学に行く人数は続けて増加 

 駐上海オーストラリア総領事館がこのほど発表したところによると、2007〜2008年財政年度の上海地区の学生ビザ成功率は99%だった。金融危機における留学情勢について、駐中国オーストラリア大使館の万胤忠氏は、オーストラリアの留学市場は現在、安定した発展状態にあって、決して金融危機の影響を受けないと表明した。  

 2001年から、中国はオーストラリア最大の海外留学生供給国になり、2008年に、中国の学生の登録総数は、海外学生登録総数の23%を占めた。駐上海オーストラリア総領事館が提供した情報によると、2008年にオーストラリアに留学した中国人学生数は約10万人だった。2007年と比べて、中国新入生の登録数の増加率は29%である(2008年の前半年の増加率は32%、後半が26%である)という。 

 ビザ面では、2008年7月から12月までの間、中国人学生がオーストラリアにビザを申し込んだ数は、2007年より16%増加した。オーストラリアで大学教育コースを受ける中国人学生の中で、3分の2は管理と商業専門科を選び、最も人気があるオーストラリア職業教育養成コースは、食品・ホテル管理・個人看護・管理と商業であるという。2007〜2008年財政年度に上海地区で出されたた学生ビザ申請書は約3000部で、成功率が99%であるという。 

 近く開催される第14回中国国際教育巡回展示上海部分では、計約35カ所のオーストラリアの教育機関が出展する。その中で、オーストラリアで有名な大学、複数の中学校、職業教育養成学校があるという。 

 駐中国オーストラリア大使館の万氏は、現在、金融危機はオーストラリアの留学市場に何の影響も与えておらず、政府と学校の留学生奨学金が少なくなることがなく、しかも増加するかもしれず、「オーストラリアドルの価値の下落とオーストラリアへの留学費用全体が、比較的に合理的かつ経済的であるので、中国からオーストラリアへ留学行く人数は、さらに増えるかもしれない」と語った。

(編集:毛玉潔)