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胡錦涛主席、サウジアラビア国王と会談(写真)
2006年 4月 24日9:30 / 提供:

  サウジアラビアを公式訪問している中国の胡錦涛国家主席は22日、リヤドで、サウジアラビアのアブドゥラ国王と会談を行った。双方は両国の各分野における友好協力を強化し、両国の戦略的パートナーシップの発展を推進することで合意した。

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 胡錦涛主席は会談の中で、「互恵共栄を原則として、実務的な協力を強化することは、中国とサウジアラビアの関係が順調に発展する上で大変重要なことである」と述べ、エネルギー、貿易、文化などの面での協力強化を呼びかけた。

  これに対して、アブドゥラ国王は「胡錦涛主席が述べたことに全面的に同意する。サウジアラビアは中国と友情を発展させ、多分野における協力を行うよう希望する」と述べた。

 双方はまた、地域情勢及びパレスチナとイスラエルの衝突、イラク問題について意見を交換した。この中で胡錦涛主席は、「中東湾岸地域に関するすべての行動と呼びかけは、この地域の平和を実現することを目的とし、対話を和平実現の方法としたものであるべきだ」と強調した。アブドゥラ国王は中国が中東湾岸地域の和平を実現し、経済と社会発展を促進する面で果たした建設的な役割を高く評価した。

  胡錦涛主席は22日、サウジアラビアの企業家代表とも会見し、中国とサウジアラビアの経済貿易協力を拡大することについて意見を交換した。この中で、胡錦涛主席は、「中国政府はサウジアラビアと貿易、投資、鉱産物などの分野で協力を促進していきたい」と述べた。

(CRI)