新華社情報北京２月９日発　中国外交部の章啓月報道官は９日付の記者会見で、中国はカンボジア前元首の審判について、各方面として交渉及び関連する決議を基礎に、カンボジア政府と話し合って協議を達成するよう期待しているという立場を示した。

  最近カンボジア政府は国連とニューヨークでカンボジア前元首の審判について交渉を行ったが協議しなかったことについて、中国政府はどのように評論するかという記者の質問に対し、章啓月報道官は、我々はこれに関心を払っている。カンボジア政府は本国の法律の枠組み内で前元首を審判する特別法廷を設立することを決定して、国際社会からの支援に期待を寄せている。国連大会５７／２２８号決議はこれに対し歓迎の姿勢を示している。我々はカンボジアのこの立場が理解、尊重されると思っていると述べた。