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上海−タシケント、「空中シルクロード」新航空路が開通
2005年 3月 3日10:48 / 提供:

 12年前に、中央アジア中部にあるウズベキスタンは昔の「シルクロード」に沿い、首都のタシケントから北京までの航空路を開通。

 今、この「空中シルクロード」は、タシケント〜上海航空路の開通につれ伸長する。 ウズベキスタン航空会社の中国駐在事務所総経理は2日上海で、3月9日から週に一便タシケント〜上海〜北京〜タシケントの便を運航すると発表し、4月から、週に二便タシケント〜上海の往復便を開通するという。

 ウズベキスタンは「上海協力機構」の積極的な参与者で、中国と友好的な関係を維持している。タシケント〜上海国際航空路の開通は、上海この国際大都会までの空の橋をかけるように、両国の政治、経済、文化、観光などの協力と交流を強化することに役立つという。

 1992年に設立されたウズベキスタン航空は、穏やかに発展中のユーラシア大陸ラインの大手航空となり、同社初の国際航空路として、タシケント〜北京航空路は週に3便だ。近年来、政治、経済、文化交流の頻繁につれ、空輸で両国を往復する人々がますます増加。04年は3.7万人以上がこの航空路を利用。

  ウズベキスタンは近い将来、上海で総領事館を設立、5月に中国政府と中国人の海外観光などをめぐり協議を結ぶ。その際、多くの中国人が「空中シルクロード」を経て「中央アジアの真珠」と呼ばれるウズベキスタンの風采を楽しめることができるようになる。