【新華社東京12月25日】安倍晋三首相は24日日本の首相に再選後、直ちに新内閣を発足させ、元防衛庁(防衛省の前身)の中谷元長官を江渡聡徳防衛相の後任に就任させ、他の閣僚を再任させた。

   当日午後、内閣官房長官に再任した菅義偉(すが·よしひで)氏が記者会見で18人の内閣の閣僚名簿を発表した。政治資金問題の疑いをもたれた江渡聪徳氏は安倍晋三首相が内閣を発足する前に辞任しており、その後任者が中谷元氏でかつて防衛庁長官を務めていたという。

   共同通信社は次のように見なしている。安倍首相が多数の閣僚を再任させた意図は、年内に経済政策、及び2015年度政府予算案をできるだけ早く可決させるように推進すること。新内閣は安倍首相の指導の下「アベノミクス」を推進し続け、また安全保障分野で集団的自衛権解禁の関連法律ができるだけ早く可決されることを推進することにある。