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米下院、オバマ大統領の移民制度改革は「無効」
2014年 12月 6日10:06 / 提供:中国国際放送局
 アメリカ下院本会議は4日、オバマ大統領が2週間前に発表した移民制度改革を無効にする法案を219対197の賛成多数で可決しました。これはオバマ大統領が先月発表した移民制度改革に対するアメリカ下院による初の法的行動になります。

 この法案は、大統領権限による不法移民救済はアメリカ憲法や連邦法を逸脱しているとして、政府部門による関連行政措置には「法的効力がない」としています。

 これに対し、ホワイトハウスは同日、この表決の結果に反対する立場を示し、「オバマ大統領の移民制度改革は、政府が不法移民の犯罪の背景を審査する際に有益であり、改革の計画が可決されなければ、アメリカの安全を脅かすだろう」と述べました。

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