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支持率が低下、安倍首相が衆院解散へ
2014年 11月 19日18:17 / 提供:

安倍晋三首相

 安倍政権は最近、国内外の諸問題に頭を痛めており、首相は対応を迫られる。21日に衆議院を解散すると発表した。

 安倍晋三首相は18日夜に首相官邸で記者会見を開き、21日に衆議院解散と年内の総選挙を発表した。安倍首相は消費増税を先送りし、デフレ脱却を目指す「アベノミクス」を続けていくか国民に信を問うと述べ、さらには選挙に敗北すれば辞任すると大胆な発言をした。再任から2年もたたないうちに、アベノミクスが疑問視され、内閣のスキャンダルが後を絶たず、支持率が低下を続けている。 安倍首相が明確に意思表示すると、野党は「増税失敗の解散だ」とこぞって批判した。野党は安倍首相の景気刺激策「アベノミクス」は失敗すると断定し、安倍政権との全面対抗の準備を進めている。

 選挙になれば、自民党が480議席の衆議院で294議席を占め勝利する可能性が高いが、どれほどの差をつけられるかに注目が必要だ。右寄りの政党が衆議院で3分の2以上の議席を占めれば、安倍首相の「改憲の夢」の実現がより容易になる。


(編集z)

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