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国連事務総長、エボラ撲滅に向けG20に呼びかけ
2014年 11月 17日9:50 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 オーストラリアのブリスベンで開かれているG20サミットに参加した国連のパン·ギムン事務総長は15日、エボラ出血熱の現状における緊迫性を再び強調し、国際社会がエボラ対策撲滅に向け、さらに力を入れるよう呼びかけました。

 当日行われた記者会見でパン事務総長は、「現在、エボラ出血熱は西アフリカの一部の地域で緩和されているが、衛生部門はほかの地域での拡散を心配している。エボラの問題はすでに単なる衛生問題ではなく、経済問題と安全問題にも関わっており、国連は緊急対応措置を講じ、専門対応機関も設立した。エボラ出血熱問題の解決には、幅広い財政資源、後方資源、治療資源が必要で、各国に政治的な支援の提供を求める」と述べ、G20にエボラ対策撲滅に向けさらに協力するよう呼びかけました。

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