Home > ニュース > 国際  > プーチン大統領:中国側がアジア太平洋自由貿易圏建設のために行った努力を賞賛
プーチン大統領:中国側がアジア太平洋自由貿易圏建設のために行った努力を賞賛
2014年 11月 11日16:30 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京11月11日】ロシアのプーチン大統領は10日北京で、ロシア側は中国側がアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)建設のために行った努力を賞賛し、今後のアジア太平洋自由貿易圏は当地域の他の主な経済貿易手配と相互協力してゆくべきだとみなしていると表明した。

 「アジア太平洋自由貿易圏は各経済体の需要および企業界の利益に配慮するべきです。」プーチン大統領は2014年APEC·CEOサミットでの演説の中でこのように述べた。   プーチン大統領は、次のように語った。「ロシアにとっては、アジア太平洋地域の協力は優先的な戦略方向です。」ロシアはアジア太平洋地域の多くの経済体と積極的で、建設性に富んだ関係を維持し、多国·二国間協力の発展に力を尽くしてゆく。

 プーチン大統領は、「世界経済が不景気な情況の下であっても、アジア太平洋地域の経済は依然としてプラス成長を維持しています。」と述べ、現在ロシアとアジア太平洋経済体の貿易額がロシアの総貿易額の4分の1を占めており、ロシア側はこのシェアを5分の2まで引き上げる計画をしていると述べた。 

 「経済の革新·発展、改革と成長の促進」は今年のAPECの3大重点議題の一つで、これに対し、プーチン大統領は、ロシアにとって、経済改革も優先的方向だとの見解を示している。 

プーチン大統領は、ロシアがマクロ経済の安定を維持し続け、輸出を支援する政策を制定し、また輸出枠の拡大に力を尽くし、ハイテク製品の輸出の割合を引き上げる見通しだと表明した。プーチン大統領は、ロシア極東地域に建設した一連の開発区が、外国人投資家のために便利な投資環境をつくり上げ、莫大なビジネスチャンスをもたらすことができるものとみなしている。

関連記事